失恋は誰もが経験する苦しみの一つです。
食事も睡眠も取れず、彼のことが頭から離れず、涙が止まらないといった状況は、まさに失恋の代名詞と言えるでしょう。
失恋の形態は様々ありますが、共通しているのは「この苦しみをどうにかしたい」という気持ちです。
早く前を向いて「また笑えるようになりたい」と願っているけれど、失恋から立ち直るには時間がかかり、ときに2~3年もかかることもあるかもしれません。
しかし、確実に前に進んでいくことができる方法があります。今回は、失恋から立ち直るための方法とポイントをお伝えしてきます。
1.とにかく積極的に出会いを求める
私の経験から言って、失恋から立ち直るために一番効果的だったのは「とにかく積極的に出会いを求めること」でした。
本気で出会うつもりはありません。
重要なのは”気晴らし”を目的にすることです。
新しい出会いがあるかどうかは二の次ですが、失恋でふさぎこんだ心を解きほぐすためには、この気晴らしが非常に効果的。もちろん、気になる異性と知り合えれば最高ですが、何より大切なのは「外に出ること」なのです。
失恋の直後は気分が沈みがちで、外出する気にもなれず、家でどんよりと過ごしてしまうことが多いですよね。でも、そんな時こそ自分を無理やりにでも外に連れ出す必要があります。
私が実際に行った方法を具体的に挙げると、
- 友人に良い男性を紹介してもらう
- 婚活パーティーに参加する
- 婚活イベント(バスツアーなど)に参加する
- SNSサイトで「彼氏彼女募集」のコミュニティに入会する
- 健全な出会い系サイトに登録する
もちろん、落ち込んでいるとメイクをする気にもなれず、髪型がボサボサでも気にしないほどの気持ちになることもあります。
それでも、意識的に「外出する用事」を作ることが重要です。
そして、その用事の中で次の彼氏候補に出会えたら、それは最高の結果です。
失恋はつらい経験ですが、積極的に新しい出会いを求めることで、少しずつ心が癒され、前向きな気持ちを取り戻すことができます。まずは一歩を踏み出してみましょう。
2.新しい恋の始まり:心のリセット方法
よく言われることですが、男性の脳は「名前を付けて保存」、女性の脳は「上書き保存」だと言います。この表現、なんとなく納得できるところがありますよね。
私自身の経験からしても、新しい好きな人ができると、以前好きだった人のことなんてすっかり忘れてしまうことがあります(笑)
皆さんも一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか?
あんなに大好きだった彼のことを忘れなければならない時、その苦しさといったら、このまま生きていけないんじゃないかと思うほどでした。
しかし、時間が経つと新しい好きな人が現れて、「あれは一体何だったんだろう?どうしてあんな人を好きだったのかな?むしろ黒歴史だし!」と何度も思ったものです(笑)。
そんな時こそ、「新しい出会い探し」を名目に外に出ることが大切です。もしかしたら、その中で新しい彼氏候補に出会えるかもしれません。
たとえ目ぼしい人に出会えなかったとしても、「あの人、ちょっとかっこいいかも」と思うだけで、気持ちが随分と楽になるはずです。
新しい出会いを求めて外に出ることで、気持ちもリフレッシュできますし、落ち込みからの回復も早まるでしょう。
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3.ネットの掲示板を閲覧、投稿する
女性にとって、男性と比べて、自分の心情を誰かに打ち明けることが、心の負担を軽減する効果が強い傾向があります。
たとえば、「聞いてほしいな~」といった些細な話題から、「本当に聞いてよ!もうムカつく!」といった批判的な話題まで。
具体的なアドバイスを求めるのではなく、ただ相手から「それは大変だね。わかるよ」と共感してもらうだけで、気持ちの重荷が軽くなります。
言い換えると、自分の心の中に抱える悩みや苦しみを、ただ感じるままに吐き出す場があれば、その悩みはかなり軽減されるんですね。
そのような場を作るためには、インターネット上の掲示板が最適です。
私が利用したのは、SNSなどのコミュニティです。
恋愛関連のコミュニティに参加し、自由に文字で気持ちを吐き出してみてください。他の投稿を見るだけでも、気が楽になることがありますよ。
4.苦しいときは苦しい気持ちと向き合い、素直になる!
「もう半年経つのに、未だに涙が出る」とか「昨日も彼が夢に出てきた。ようやく思い出さない日も増えてきて、もう忘れたいのに、何で出てくるの?つらいよ、苦しいよ」など、他の書き込みを見ているだけで思わず「わかるー!私もー!」と心の中で叫んでしまいます。
そして自分も「やっぱり会いたい」「彼以上の人が見つかるとは思えない」など、素直な胸の内を吐き出しましょう。例えばつらいときに元気なフリをしたり、まだ忘れてないのに忘れたフリをしたりするのは、苦しさから立ち直るためにはじつは遠回りな方法なのです。
苦しいときはその苦しみとどっぷり向き合い、強がることなくその素直な思いをそのまま吐き出しましょう。
全然平気じゃないのに「もう平気。立ち直った」など書き込む必要はないのです。そこが、ネットの良いところです。身近な友人たちに対しては、いつまでも心配をかけまいと「もう大丈夫だよ」と笑顔で伝えてしまいがちです。思う存分、素直な弱音や愚痴が吐ける場所で、心ゆくまで書き込みましょう。
5.「縁が無かった」と割り切る
これは、恋愛の失敗のみならず、就職活動での失敗、あるいは抽選のチケットに落選したときなど様々なことに私が活用していることです。何かうまくいかないことがあったとき「ご縁が無かったんだな」と思うだけで、ずいぶんと気持ちがラクになるものです。
あなたと彼は確かに結ばれなかったかもしれません。
でも、あなたと彼はもともと「ご縁がなかった」のかもしれませんよ。どんなに素敵なデザインの靴でも、実際にあなたの足のサイズに合っていなければ、結局は履くことができないのと同じです。どんなに欲しくても履きたくても、「履けないものは、履けない」のです。
こう考えると、あなたが体験するすべてのことが、何か大きな運命の力によって導かれている気がしませんか?もちろん宗教的な意味ではなく、思考論です。
これから先、うまくいかないことなんて沢山あることでしょう。どうしても行きたい就職先に行けなかった、参加したいイベントに行けなかった・・・。そしてもちろん、「大好きな彼への恋がうまくいかなかった」・・・思い通りにいかないことは、これからも多々あることでしょう。
6.実らなかったことには理由がある
でも、考えを変えてみましょう。
「履けないのには、理由がある」のです。
理由があるから、あなたの希望は現在通らなかったのです。欲しいデザインの靴がどうしても履けなかったのなら、それはあなたが履くべき靴が他に用意されているからかもしれません。あるいはデザインは良くてもたまたま品質が悪くて、履いて歩いている最中にヒールが折れて足首を痛めてしまっていたかもしれません。
それと同じで、彼への恋心が実らなかったのは、理由があるのです。
もしかしたら、他に出会わなければならない男性がいるからかもしれません。その理由は、今日明日に分かるものではない場合がほとんどです。何年も経過したときに、「あのとき失恋を経験したのは、こういう理由だったんだ」ときっと分かる日が来るでしょう。
まとめ
失恋って、本当につらいですよね。1日も早く、また元の自分に戻りたいと思っていても、心がそれについていかない場合がほとんどです。
失恋をしたあの時のまま、あなたの中で時間が止まっているのでしたら、意識的に、ゆっくりと時間を動かしていきましょう。止まった時間から戻ってこられるのは、あなた自身しかいません。
そのための方法や心構えをご説明して参りましたので、ぜひ活用してみてくださいね。失恋は、次の恋で笑うための準備なのです。
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