恋活レスキュー│恋愛に悩む女性のレスキューサイト

私の友人の中に、とても自己主張が激しい女性がいました。

飲み会や食事会の時には、率先して料理を取り分け、カラオケに行けば恋愛ソングのオンパレード。

決して悪いことではないけれど、計算高いというか、恋愛心理学を知り尽くしたような言動を取る子でした。

最近の言葉を使うと”あざとい”といった感じの可愛らしい友人です。

そんな”あざとい”友人も20代後半で結婚し、その結婚式は雪がちらつく季節に行われました。

１．私だけ友人と離れた席に…なぜ？

親しい友人間では「男性たちも、なんであの”あざとさ”に気が付かないのかな。」といった皮肉を言われてしまうような子でしたが、それでも、彼女のせっかくのお祝いの席。

私たちも喜んで参列しました。

受付を終えた後、結婚式の会場に入って席の確認をすると…席順が少し変なのです。

親しい友人とポツンと離れた席に指定されていた私。

「あれ？なんで私だけ、この場所なんだろう？」
「席を決めるのは大変だから仕方ないよね。」
「ミスをしただけかもしれない」

友達も「どうしてなんだろう？」と戸惑いを感じていましたが、席が指定されている以上、仕方ありません。

みんなと離れてしまうのは少し寂しさを感じる部分もありましたが、式が始まってしまうとそんな感情も薄れ、綺麗な友人を心から祝福しました。

２．新婦からの意外な一言

なぜ、私だけ席が友人と離れていたのか…その謎は新婦である友人の一言で判明しました。

…途中、キャンドルサービスで私のいるテーブルにやってきた新婦は、満面の笑みで私のほうに近寄ってきました。

「なんだろう？」と思ったら、そっと私に「このテーブルはみんな独身・彼女なしだからね♡」と一言。

そうです。
この友人は結婚式の席を既婚（彼氏あり）と独身（彼氏無し）に分けて設定していたのです…

本人に悪気はないのでしょう。

彼女曰く「いい男をゲットしなよ。」「私からのサプライズプレゼントよ♪」ということなのかもしれませんが…。

だからこそ、質（タチ）が悪いです。

３．強制的な合コンの場にされた！

「結婚式には新たな出会いがある」

という印象は少なからずあります。

実際に、友人の結婚式に参加したことがキッカケで出会った男女がお付き合いに発展した…なんて話をよく聞きますよね。

ですが、結婚式という場が強制的に合コンに変わりつつある異様な現象に私（私を含めた同じ席の女子）は苛立ちを隠せません。

「それって2次会で考えればいいのに…」
「少し馬鹿にされた気分。」

受け取り方によって人それぞれかもしれませんが、私は少し頭にきて

「絶対に私も幸せになってやる」

と心に決めた瞬間でした！

これが友人の作戦だったかもしれませんが…。

今でもその友人を見ると、ムカッとしますが、そこは我慢、我慢。

おかげさまで、結婚式の帰り、街中をみると、どのカップルも幸せそうに見えて羨ましく感じてしまいました笑

あの時ほど「絶対に彼氏を作ってやる」と燃えた日はありませんね(笑)

４．出会いたい＝すぐ出会いがあるわけではない

結婚式での出来事で「彼氏が欲しい」気持ちがピークになったからといってすぐに恋人ができるわけではありません。

気持ちがどんなに強くても、出会う方法を持っていなければ出会えません。

そして、決まって、出会いを求めているときに限って出会いはないものです。

だから、私のように「出会いたい」と感じたときに慌てて行動を起こしてしまいがちです。

冷静さを欠いているから、ロクなことにはなりません。

気になる男性をチェックして男性を見る目を養う、自分に合った男性はどのような人なのか考えておく。

眺めておくだけでも傾向がわかってきます。

いまは恋人探しをしないと思っていても、確認しておいたほうがいいでしょう。