失恋を機に恋愛を休止していたら…いつの間にか臆病になっていた
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バナナダイエットにチャレンジしているセツです。
私は、職場で知り合った8歳年上の彼の誕生日にネクタイをプレゼントしました。
彼はネクタイを受けとった時に言った言葉は、ありがとうではなくて『これ、いくらした?』。
…。
まさか値段を聞かれるとは思っていなかったので呆気にとられていると『君のプレゼントも同額くらいにするから教えて』と言われました。 正直、ここで一気に彼に対して冷めてしまったんですよね。
”気持ち”を贈ったつもりなのに金額を聞くんだと。
人の気持ちがわからない人なんだと思いました。
1.お金に細かい彼にうんざり…
彼はお金に細かく、いつも食事は割り勘。
割り勘がふつうのカップルも多いので”割り勘自体は嫌ではない”けれど、私の誕生日や特別な記念日ですら、割り勘なのが少し寂しく感じたんです。
- 食事代だけでなくホテル代も旅費もきっちり割られる。
- お祭りで食べた屋台のたこ焼きまで10円単位で割られる。
毎回「いくら?いくら?」と彼の口からお金の事ばかり。
一度、気になるとだめですね。
そのセコさが嫌になり、けっきょく別れてしまいました。
2.レイトショーを満喫?
彼との別れは、本当に「大したことない事だったな」「悲しむ価値もない人だった」と今でも思います。けれど、それでも、悲しくて、やりきれない毎日を過ごしていました。
ひとりの時間を何に使ったら良いかわからなくて、別れた彼のことを考えて時間を使ってしまったりするのが私の悪い癖でもあります。
「これではいけない…。」と思って、しばらくは、前向きに”ひとり”を満喫しようと、レイトショーを見に行ってみました。
映画を見ている時間は集中できるし、新鮮だったけれど「内容や感想を伝える人がいない。」「ああ、私は一人なんだ。」と妙に実感が湧いてしまったのを覚えています。
振り返ると、この時期、色々な映画をレイトショーで観たけれど、
- 何を観たか
- どんな内容だったか
覚えているものはあまりないですね笑
3.思い切って高級時計を購入
休日にライブも一人でよく行きました。
バラードで泣きそうになり(私はライブやコンサートでは絶対泣かないと決めている)、結局、精神状態が安定するまで一人で行くのをやめました。
”時間の隙間=心の隙間”を埋めるために、いろんな事にチャレンジして時間を過ごしたけれど、あの時期で「いちばん孤独を乗り越えるのに効いたな。」と思うのは、思いきって高級時計を買った事です。
余った時間でアルバイト(職場には内緒)をしていたので、そのスリリングな気持ちも失恋の悲しみを癒すのに効果があった気がしますが、次の恋愛に行く必要な時間だったと感じています。
4.自然に出会えるなんて幻想
気持ちに整理がついて、新たな恋愛にも目を向けられるようになったので”出会い”を求めたけれど、自然に男性と知り合い、出会う機会なんてほとんどないことに改めて気が付きました。
あえて、ひとりの時間を取って、恋愛の休息期間を作ったのはいいけれど、今度はひとりの時間から抜けきれない…なんとも皮肉のものですね。
紹介してもらおうと思っても紹介してくれそうな子もいないから、私が利用したのは、
- 婚活パーティー
- マッチングアプリ
このふたつをメインに活動していました。
なぜ私がこのふたつをメインにしていたかというと、婚活パーティーは休みの日に活動でき、マッチングアプリは、休憩時間などちょっとした空いた時間でも活動できるから、とても相性がいいんです。
また、どちらも一人で活動できるのも私にとって大きかったですね。
5.一つだけに絞ると時間が無駄に過ぎる
私が社会人になって思ったのですが、月日はあっという間に流れます。
いつまでも受け身のままではダメ。
友達に紹介してもらうのは、メインがあるからこそ活きてきます。
- いつか
- 誰かが
- 紹介してくれるだろう
私は、彼と別れてから”ひとりの時間”に慣れ過ぎ、知らず知らずのうちに恋愛に臆病になってしまいました。そして、他力本願の思考にになってしまい、前に進めなかったんですね。
そのことにふと気が付いてから、いまでは前を向いて進んでいます。