現在オーストラリアで国際結婚をして、専業主婦をしながら子育てに奮闘しています。
今回は、私が初めて外国人の彼氏と付き合って「外国人と付き合う上で学んだこと」や「日本人男性と付き合ってたときの違い」などについて感じたことをご紹介したいと思います。
1.出会いから付き合うことになるまでのきっかけ
当時大学二年生だった私は、よく友達とEnglish pub HUBに学校の帰りなどに通っていました。当時は英文学部だったこともあり、短期留学をしたりしていましたが外国人が好きだとか付き合いたいと思ったことは全くありませんでした。
当時、日本人の彼氏と2年ぐらい付き合って別れた直後で、彼のことを引きずっていたのでしょっちゅう飲み歩いていました。
そんなときに知り合ったのが、横須賀で海軍として働くアメリカ人の彼でした。
友達と二人で飲んでいたときに、何度か目が合いアイコンタクトをされていたのですが警戒して気づかないふりをしていると私たちの席まで近づいてきて「一緒に飲もう」と誘われました。
軍人さんにはいいイメージを持っていなかった
正直、そのときは軍人さんというとあまりいいイメージがなく色々な場所に彼女がいるとか、じつはアメリカに妻子がいるなどの噂を聞いていたので付き合うことになるとは思いもしませんでした。
一緒に飲み始めると、たまたま同じ年だったことが判明して日本語も少し話せたので少しずつ警戒心がなくなっていき連絡先を交換することになりました。
それから家に帰ってすぐに今日は楽しかったというような内容のメールが届き、すぐにご飯の誘いがありました。
二人で会うのが少し不安だったので忙しいと理由をつけていましたが、それでも諦めずにまめに連絡をくれていたのでご飯を食べに行くことにしました。
初めてのデートでいきなりバラの花束とゴディバのチョコレートを持って登場した彼に、少し戸惑いましたが外国人の男性と二人で遊びに行ったこともなかったのでとても新鮮で映画のようなロマンチックな人だという印象でした。
3回ぐらいデートをした後に、クマのぬいぐるみと手書きのカードをもらい付き合ってほしいと言われてとても迷いましたがまだ二十歳で特に将来のことは深く考えていなかったので付き合ってみることにしました。
ただ後から知ったのですが、外国人の場合体の関係などを持っていてもデート期間で彼氏彼女ではないというケースも結構あるようなので、その彼のように体の関係などを持つ前に彼女になってほしいと言ってくる人ばかりではないようです。
2.日本人の男性と比べて感じたこと
まず恋愛感情がとてもストレートで人前でもかなりスキンシップが多かったことです。
もちろん日本人でもそういう方はいると思いますが、私が以前お付き合いをしていた人は体育会系の部活がとても忙しく、まめなタイプでもなく、人前で手をつなぐなどもあまりないタイプの人でした。
最初は正反対なところに慣れず、少し戸惑うこともありました。またお花などをくれることも多かったのですが、当時実家暮らしだったので家に持って帰ると親にどんな反応をされるのか毎回少し言い訳を考えるのが大変でした。
ただ感情がストレートだったこともあり、時々家族の話をしているときになかなかアメリカに帰れないことが辛いと泣かれたことや嫉妬から泣かれたことがあり対応に少し困ったこともあります。
彼は社会人(軍人)としてキャリアを積んでいたこともあり、私との結婚を考えてくれていたようで付き合って2か月で私の家の近くに一軒家を借りることになり合い鍵なども渡されました。
米軍の人のランクによっては基地の外に一軒家などを借りることができて、家賃も軍から出してもらえるようで同じ年とは思えない生活をしていることにとても驚きました。
当時二十歳だった私は二階建ての一軒家を借りて、一人暮らしをするなんて夢のようでそんな彼の家の合い鍵をもらって家具なども私の好きなものを選んでいいと言われて舞い上がってしまっていました。
アルバイトもしていなかった私に毎回ご飯をごちそうしてくれたり、プレゼントもたくさんもらったり友達にも本当に羨ましがられていました。
また付き合って数か月で相手の家族にスカイプで紹介されたり、その後すぐに彼が航空券を負担してくれてアメリカに2週間一緒に行ったこともありました。
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3.うまくいかなくなった原因①
これは文化の違いではなく性格の問題でもあると思うのですが、お互いまだ若かったこともありかなり束縛もすごかったことがうまくいかなくなった原因の一つだと思います。
飲んでいるときに出会ったということや、お互い当時六本木や渋谷などのクラブに行くことが多かったので常にお互いの携帯を見せ合ったりして浮気をしていないかなど調べあっていました。
そのため、男友達などの連絡先も全部消したり彼も仲が良かった元カノとの連絡を絶つことになりだんだんお互いに息苦しくなっていきました。
二人とも依存していたところがあり、お互いの友達に会うときも一緒に行くことが多くなり二人でセットのように常に行動していました。
正直それでお互い失ってしまった友達もいました。
4.うまくいかなくなった原因②
またもう一つの主な原因は、彼の仕事柄ずっと日本にいられるわけではなく3年周期や5年周期で別の国に行くという話が出たときに私自身がやっていく自信がなかったことで曖昧な返事しかできなかったことだと思います。
二十歳のときに知り合って4年ほど付き合った後に婚約までしましたが、彼がサウジアラビアに一年間赴任することになりほぼ同棲に近い生活をしていた二人が遠距離というのはかなり難しく遠距離の一年の間にも何度も別れたりよりを戻したりを繰り返していました。
遠距離じゃなかったら続いていたかもしれないと思うこともありますが、お互いに信用できずに疑うことが多くなっていたので信頼関係がないまま続けるのは難しかったと思います。
5.これから国際恋愛をする人へのアドバイス
言葉の壁やニュアンスの違い、文化の違いなどで衝突することはやはりたくさんあります。
私は英語の日常会話には自信がある方でしたが、それでも相手のニュアンスが私の思っていたことと違っていたり誤解をすることもありました。
またアメリカ人、オーストラリア人といっても家族がどこの国の移民であるかなどによっても文化が全然違ってくるのだと思います。
疑問に感じたことや、文化の違いなどで理解できないと思ったことは曖昧にせずに納得するまで聞いてみることも大切だと思います。どちらかの文化が正しいというわけではなく、お互いに歩み寄っていくことで衝突も少なくなると思います。
6.将来への覚悟も考えてみる
また外国の方と恋愛する上で、将来結婚ということになったらついていく自信があるのか?または日本で生活をする場合相手の職業によっては自分の方が相手を養うことになる可能性もあるのでそれだけの覚悟があるのかということも考えた方がいいと思います。
そしてこれは日本人の人との恋愛でも言えることですが、いくら相手が甘い言葉やプレゼント、ご飯をごちそうしてくれたとしても本当に大事にしてくれるかというのはやはり行動に現れると思います。
私の場合は、結局4年も付き合っていたアメリカ人の彼が浮気をしていたことも別れた大きな理由の一つでいくら優しい言葉をかけてきても行動で判断しないと痛い目を見るとかなり痛感しました。
まとめ
国際恋愛で難しいことはやはり言葉のニュアンスの伝わり方や文化の違いだと思います。
私の過去の経験では日本人女性はやはり優しい性格でわりと受け身だと思われてしまうことも多かったです。また謙虚が美徳という考えもマイナスにとられてしまうこともありました。
相手の文化や違いも尊重しつつ、相手に合わせすぎずに自分の気持ちや意見もしっかり伝えることが大切だと思います。
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